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色診断の歴史と色の持つ影響力


    人間の深層心理と色のつながりは古くから研究されてきました

色の好みは、その人の隠れた性格や欲求、そして未来をも暗示します。私たちが日常、なにげなく選んでいる服の色、カーテンやじゅうたんなど住居に 使われる色、また、身の回りの小道具の色には、健康状態や精神状態が反映されており、そんな人間の深層心理と、色のつながりの研究は、古くは18 世紀にさかのぼります。

また近年では、精神や健康の状態を判断する補助的な基準として、主に児童心理学の分野で応用されてきました。このサイトでは、深層心理があぶりだされるという「色彩診断」についてご紹介しています。

私たちは普段、たくさんの色に囲まれて生活しています。目に見えているものの色だけではなく、太陽の光が作り出す目に見えない色(代表的なもので いえば紫外線や赤外線)もあります。そしてそのたくさんの色に、私たちの心理状態は大きく影響を受けているといわれます。

例えば人は「赤い部屋」では時間を長く感じ、「青い部屋」では短く感じるという傾向があります。ある実験で、10人をふたつのグループに分け、全員時計をはずしてもらいました。そして、ひとつのグループを赤く塗られた壁の部屋へ、もうひとつを青く塗られた壁の部屋へ入れ、3時間の会議を開きました。すると、赤い部屋のグループは5時間くらいに感じたと答え、青の部屋の人たちは2時間くらいに感じたと答えたのです。

これは人間の「時間に対する感覚」が、色によって影響されたという、ひとつの例です。色は個人の好みに関係がなく、様々な人間の生理作用に影響を及ぼすといわれています。これまで世界中の多くの研究者たちによって実験、統計がとられてきました。色の持つパワーは、私たちが想像する以上に強力で、これらの色の持つ影響力を、生活の中で上手に利用しようとする研究が生まれたのです。

        ギリシャの黄金期にも行われていた、色彩治療

色が持つさまざまな効果は、近年、医療の現場にも取り入れられるようになってきました。
例えば手術室で着る医師の服は、昔は白衣でしたが現在は青や緑色が主流です。手術中、医師は赤い血液や内臓を長時間見続ける必要があります。集中して一箇所を見つめた後に視線をはずすと、赤の補色である緑色の残像が残ってしまい、これを「補色残像効果」といいます。
これがあると、視界をチラつかせ、ミスに繋がりかねないため、現代では青や緑の手術着が主流になっているのです。

色の効果を医療の現場に取り入れる……これは特別新しいことではありません。エジプトやギリシャの黄金期にも、色彩治療は行われていたといいます。またインドの色彩研究家、ハノカ博士は「どんな病にも、カラーセラピーは応用できる」と、自身の研究で結論付けています。

実際、体のどの部分にどの色が影響し、どのような病気に何色が効くのか、さまざまな研究によって明らかになりつつあります。
世界的な色彩研究家としても知られるインド人医師のディンシャー・P・ガディアリ氏は、特定の色が特定の内臓(腺)に影響を与えるということを発見し、古代から使われていたカラーセラピーを近代的な形にアレンジし、使えるようにしました。
例えば肝臓を悪くしている患者に、肝臓が対応している赤の光を与えることで、腺分泌が促され、その分泌が治療を助けるというのです。オレンジは甲状腺や乳腺、黄色は脈絡膜、レモンは胸腺や膵臓、緋色は卵巣というように、色を、適用される部位に使うことで、特定の症状を拭い去ることができます。

カラーセラピーの実践家として知られる故ブルンナー博士の研究では、男性のあるグループにアルコールを飲ませ、その後、半数の人にはオレンジイエ ローの光を、もう半分の人には赤い光線を当てたところ、オレンジイエローの光をあてたほうは酒を飲まず、赤い光線を当てた人はその後も飲み続けたそうです。

また、主治医から「6週間は舞台に立つことができない」と言われた失声症の女優の肝臓と声帯にオレンジイエローの光線を照射し、40分で治したことが あると言われています。同じように軽い虫垂炎の患者は9分間赤い光を照射して治ったという記録が残っています。

このように身体、五感、精神などに幅広く影響を与えている「色」は、世界各国で研究が進み、今その関係性がすこしずつ明らかになってきています。

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